スラパティ(英語表記)Surapati

世界大百科事典 第2版の解説

スラパティ【Surapati】

?‐1706
インドネシア,バリ島出身の逃亡奴隷で,オランダ東インド会社に対する反乱の指導者。初めバタビア(現,ジャカルタ)のオランダ軍で働いていたが,差別待遇に憤慨して逃亡し,数百人の同胞逃亡奴隷の首領に推された。彼らは西部ジャワのプリアンガン地方で盗賊となり,会社の討伐軍に追われて中部ジャワに転じた。マタラム・イスラム王アマンクラット2世は最初彼を保護したが,オランダとの間が気まずくなったため彼を遠ざけた。スラパティはさらに東ジャワに逃れ,パスルアンに独立国を建設した。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

終末時計

アメリカの科学雑誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミックサイエンティスツ』が毎号表紙に掲げている「地球最後の日」までの時間を表示する時計。核戦争の危機を訴え,1947年に初めて登場。米ソ冷戦の終結を迎えて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android