スーリヤバルマン2世(読み)スーリヤバルマンにせい(その他表記)Sūryavarman II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スーリヤバルマン2世」の意味・わかりやすい解説

スーリヤバルマン2世
スーリヤバルマンにせい
Sūryavarman II

カンボジアアンコール朝の王 (在位 1113~45) 。外国遠征をしばしば行い,東方ベトナムチャンパを攻めたほか,西方のメナム (チャオプラヤ) 川中流方面にも勢威を及ぼした。数多い建設事業のなかでも,特にみずからをビシュヌ神としてまつったアンコール・ワットは,クメール建築の代表的作品として有名である。この王の時代はクメール文化の最盛期の一つをなした。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む