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セーフガード条項 せーふがーどじょうこう safeguard clause

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知恵蔵2015の解説

セーフガード条項

セーフガード(SG)とは、特定産品の輸入急増が国内産業に重大な損害を与えないよう、当該業界の要請を受けて政府が被害状況を調査し、重大な影響があったと証明される時には当該品目の輸入を制限すること。WTOセーフガード協定で認められているセーフガードには次の2種類がある。(1)一般セーフガードは野菜や鉱工業品が対象、(2)農業に関する特別セーフガードはコメなど関税化品目が対象で、日本でもかつて生糸や小麦粉で発動したことがある。セーフガード条項はその発動の要件が厳しく、また発動に際してその関係国は対抗措置を取りうるとされていることもあって、実際にはあまり活用されていなかった。しかし1995年に、この条項が改善されたことにより、近年は先進国、途上国にかかわらず、セーフガード発動の増加が著しい。

(永田雅啓 埼玉大学教授 / 松尾寛 (株)三井物産戦略研究所副所長 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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