デジタル大辞泉 「著しい」の意味・読み・例文・類語
いち‐じるし・い【著しい】
[補説]古くはク活用であったが、中世ころからシク活用の例も見えはじめ、現代の「いちじるしい」に至る。
[派生]いちじるしさ[名]
[類語]めためた・極めて・至って・甚だ・
「源平盛衰記」や抄物にはク活用とシク活用の例が併存する。近世においてもク活用が多く、シク活用が一般化したのはかなり後のようである。→「いちじるし(著)」の語誌。
[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...