日本大百科全書(ニッポニカ) 「ソボレフ」の意味・わかりやすい解説 ソボレフそぼれふЛеонид Сергеевич Соболев/Leonid Sergeevich Sobolev(1898―1971) ソ連の小説家。ロシア連邦のイルクーツク生まれ。海軍の出身で、第一次世界大戦前の帝政ロシアの海軍の実態を描いた長編『大修理』(1932)が有名。1920年代に創立された「赤色陸海軍文学組織」(ロカフ)のメンバーとして活躍、スターリン賞を受けた短編集『海の魂』(1942)、中編『緑の光』(1954)などがある。57年からロシア作家同盟初代議長。[江川 卓] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例