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ソン・ゴク・タン Son Ngoc Thanh

世界大百科事典 第2版の解説

ソン・ゴク・タン【Son Ngoc Thanh】

?‐1982
カンボジアの反仏,反王制,共和派の民族主義者。1942年僧侶や市民の反仏デモを指導して逮捕されたが,脱走して日本へ亡命した。45年3月の日本軍による仏印軍武装解除後,カンボジア新政府の外相に就任し,日本降伏後の政治空白期に首相となったが,10月再進駐してきたフランス軍に捕らえられ,反逆罪で禁固20年の判決を受け,フランスで服役した。カンボジア政府の交渉により政治活動からの引退を条件に釈放され,51年帰国したが,カンボジアの完全独立を求めて地下活動に入り,タイ国境付近で反政府派のクメール・イッサラに参画,指導者の一人となった。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のソン・ゴク・タンの言及

【インドシナ戦争】より

…同年8月日本軍が降伏するや,ベトナムでは反日抵抗組織ベトナム独立同盟会(ベトミン)が,インドシナ共産党の主導の下に各地でバオダイ政権からの奪権闘争を行い,9月2日ベトナム民主共和国を樹立した。一方,ラオスでは反仏組織ラオ・イッサラ(自由ラオス),カンボジアではソン・ゴク・タンSon Ngoc Tanh首相らが中心となって,3月の独立が再確認された。しかし9月に復帰したフランスは3国の独立を認めず,まずサイゴンの行政権を奪取し,翌46年南部ベトナムを切り離してコーチシナ共和国を成立させた。…

※「ソン・ゴク・タン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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