ソーハーグ(英語表記)Sohag

改訂新版 世界大百科事典 「ソーハーグ」の意味・わかりやすい解説

ソーハーグ
Sohag

エジプト中部,ナイル川西岸の都市。人口17万0417(1996)。アラビア語で正しくはスーハージュSūhāj。古代にはパオとよばれ,コプト教徒の最大拠点としてコプト教会が多い。対岸にはミン神信仰の地アフミームAkhmīm(アクミム)がある。水の便が良く商業中継都市として発展し,織物業が盛んである。近くにオシリス神信仰の地として有名なアビドス遺跡のある町バリアナがある。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android