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タイセイヨウマダライルカ Stenella frontalis; Atlantic spotted dolphin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

タイセイヨウマダライルカ
Stenella frontalis; Atlantic spotted dolphin

クジラ目ハクジラ亜目マイルカ科スジイルカ属。体長約 2.3m,体重約 143kgに達する。出生体長は 0.8~1.2m。背部が鉄色を帯びた紺色で,体側にかけて次第に薄くなり腹部は白色あるいは淡灰色である。胸部中央から背鰭前方にかけて波形を呈する淡色の帯がある。成長するに従って小斑点を呈するようになり,老年鯨は斑の色が体色の基調となる。体型は流線形噴気孔は1個で頭部正中線上にある。嘴 (くちばし) は長く,前頭部は丸みを帯びる。背鰭 (せびれ) は大きく,体の中央に位置し,先端はとがり後縁は鎌状である。上下顎骨にとがった円錐歯が左右 30~42対並ぶ。5~15頭の群れをつくる。船首波に乗ったり,とびはねたりする。食性範囲が広く,おもにスルメイカ類や魚類を捕食する。人間を恐れず,一緒に泳いだり,体を触れさせたりする。大西洋の熱帯海域に分布し,主として大陸棚に生息するが,深海大洋域にも出現する。

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