タボン洞窟群(読み)タボンどうくつぐん(英語表記)Tabon Caves

世界大百科事典 第2版の解説

タボンどうくつぐん【タボン洞窟群 Tabon Caves】

フィリピン共和国,パラワン島の中部西岸,ケソン地区のリプウン岬一帯に所在する洞窟遺跡群。かつて島であった同岬で29の石灰岩洞窟が発見され,1962年以来,フィリピン国立博物館の手で調査が行われ,フォックスR.B.Foxにより概報が公刊されている。旧石器時代以降,近世に至るさまざまな時代のものがあるが,新石器時代以降,宋・元の中国陶磁を伴うものまでの長期間にわたる(骨壺)棺葬は,大半の洞窟でみられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

指定感染症

感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)の一類~三類感染症に分類されていない感染症のうち、一類~三類に相当する対応の必要が生じたものについて、1年間を期限に政令で指定する感染症...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android