ターゲットアーチェリー(その他表記)target archery

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ターゲットアーチェリー」の意味・わかりやすい解説

ターゲットアーチェリー
target archery

アーチェリーの競技種目の一つで,各国で最も盛んに行なわれている種目。使用する弓の種類でリカーブ,コンパウンドの 2部門がある。野外で四つの距離 (男子 90m,70m,50m,30m,女子 70m,60m,50m,30m) をそれぞれ 36射,合計 144射して総合得点 (満点は 1440点) で勝敗を決める。標的の大きさは男女とも 50m,30mの短距離が直径 80cmで,90m,70m,60mの長距離が直径 122cm。シングルラウンド (144射) を 2回連続して行なうダブルラウンド (288射) もある。世界選手権大会では予選をシングルラウンドで行ない,上位者で競う決勝ラウンドは 1対1の勝ち抜き戦で実施される。団体戦もある。オリンピック競技大会では予選は行なわれず,男女各 64人がトーナメント戦に臨む。

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世界大百科事典(旧版)内のターゲットアーチェリーの言及

【アーチェリー】より

…すなわち,(1)スタンス,(2)セット,(3)ノッキング,(4)セットアップ,(5)ドローイング,(6)フルドロー,(7)リリース,(8)フォロースルーであり,日本弓道の八節と酷似している。
[競技の種類と競技方法]
 おもな競技種目として,(1)アウトドア・ターゲットアーチェリーoutdoor target archery,(2)インドア・ターゲットアーチェリーindoor target archery,(3)フィールドアーチェリーfield archery,(4)クラウトアーチェリーclout archery,(5)フライトアーチェリーflight archery,(6)スキーアーチェリーski archery,アーカスロンarchathlonなどがある。(1)アウトドア・ターゲットアーチェリー 標的競技。…

※「ターゲットアーチェリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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