ターミナルバリュー(読み)たーみなるばりゅー(その他表記)Terminal Value

M&A用語集 「ターミナルバリュー」の解説

ターミナルバリュー

事業企業の生み出す将来キャッシュフロー試算してその価値を計算する際に、個別にキャッシュフローの試算ができない期間(例えば5年目以降)以降について算定された永続価値のこと。DCF法で行われた企業評価では、ターミナルバリューが事業価値の大半を占めるケースも見受けられ、中には非現実的な仮定を行っているものもある。買収価額算定にあたっては仮に第三者意見を取得したとしても、内容の吟味が必要である。計算式: 「ターミナルバリュー = 試算最終年度のCF÷(割引率−永久成長率)」

出典 M&A OnlineM&A用語集について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む