ダットサンフェアレディ SP310型

日本の自動車技術240選 の解説

ダットサンフェアレディ SP310型

フェアレディは昭和37年に発売された。主な特徴は、1)日本で初めての国際レベルをゆく本格的スポーツカー2)シートは3人乗り昭和39年のマイナーチェンジで2シーターとなり、昭和40年には1600cc(SP311)となって、エンジンも90psにアップした。右車は、昭和38年に開かれた第一回日本グランプリレースの国内スポーツカーレースで優勝したマシン。39号車(ドライバー:田原源一郎氏)保管場所日産自動車(株)座間事業所 (〒228-0012 神奈川県座間市広野台2-5000)
製作(製造)年1962
製作者(社)日産自動車株式会社
資料の種類その他
現状保存・非公開
車名ダットサンフェアレディ
モデル名SP310型
会社名日産自動車(株)
製作開始年1962
車種・用途乗用車
実車所在/模型日産自動車・座間
ドア数2ドア
乗員3名
車両重量870kg
バンパースチール
ステップなし
全長3910mm
全幅1495mm
全高1275mm
タイヤサイズ゙5.60-13-4PR
フレームXメンバ
前軸ウイッシュボーン、ボールジョイント式
後軸半浮動式
軸距2280mm
前トレッドx後トレッド1213×1198mm
車高調整なし
ステアリングカム&レバー
ダンパー前後油圧式筒型複動
スタビライザー前トーションバー式
走行安定装置なし
原動機名G型
冷却/気筒配列水冷/直4
弁機構OHV
気化器2連横向可変ベンチュリ型
内径x行程80×74mm
排気量1488cc
最高出力/回転数71ps/5000rpm
最大トルク/回転数11.5kgm/3200rpm
過給機なし
可変システムなし
燃料タンク容量43L
ハイブリッドシステム形式なし
変速機4速フロア
駆動方式FR
モード燃費-
参考文献1)『日産自動車30年史』日産自動車、1965年 2)『日本の名車100台』立風書房
その他事項前照灯2灯ワイパー:あり;足ブレーキ:前2リーディング式、後リーディングトレーリング式;手ブレーキ:機械式後二輪制動;最終減速:3.889;最高速度:150km/h;

出典 社団法人自動車技術会日本の自動車技術240選について 情報

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