チカフトムシ(読み)ちかふとむし

日本歴史地名大系 「チカフトムシ」の解説

チカフトムシ
ちかふとむし

アイヌ語に由来する地名。表記は「チカフトムシ」が多いが(廻浦日記・協和私役)、「チカフトモウシ」などもみられる(行程記)。「蝦夷日誌」(二編)にチカフトムシとみえ、「夷人共家のうしろ等に、少しヅヽ畑を開きて稗粟を作りけるを見るニ、又南部辺ニ而見るよりは遥によく実りたり」として、「ヱサシの方より此処迄開発し而麦畑となさば、十万石も上るべきやと思わる也」とある。「蝦夷地名奈留辺志」は「鳥の多く居ると云義」と解している。山口顕之進「ソウヤヨリ箱館マテ東部里程記」に「チカフトムシ、此所泊、蝦夷家壱軒、通行屋壱軒、ヱサシより出稼、漁小屋壱軒、茅蔵弐棟、漁業鮭斗」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

昆虫綱半翅目(はんしもく)同翅亜目セミ科Cicadidaeの昆虫。体長は雄32~39ミリメートル、雌23~28ミリメートル。体は黒色で、茶色や緑色の斑紋(はんもん)がある。雄の腹部は大きく、空洞で、発...

ヒグラシの用語解説を読む