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テラヘルツ波 てらへるつは terahertz wave

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知恵蔵の解説

テラヘルツ波

光と電波の中間の周波数(波長)領域にある電磁波テラヘルツ波と呼び、周波数が10^12Hz(ヘルツ)(1THz、〈テラヘルツ〉)を中心にしている。これまでこの周波数領域における電磁波技術の開発は立ち遅れていたため、未開拓電磁波領域とも呼ばれる。しかし、近年この周波数帯を用いた新しいイメージング技術などの開発が行われており、今後環境計測やバイオテクノロジー分野などへの画期的な応用が期待されている。

(荒川泰彦 東京大学教授 / 桜井貴康 東京大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

テラヘルツ波

0.1~10テラヘルツの周波数を指し、電波と光の中間帯に位置する。自然界にもあるが、発生させるには高価な装置や薬剤が必要で、長年「未開拓の電磁波」とされた。米国企業が高性能レーザーを使った割安な発生装置を開発し、この10年ほどで研究が進んできた。

(2013-10-26 朝日新聞 朝刊 2経済)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

テラヘルツ‐は【テラヘルツ波】

波長0.03~3ミリメートル周波数1テラ(1兆)ヘルツ程度の電磁波。電波と可視光の中間の周波数をもつ。発生と検出が困難なため、その利用は未開拓であったが、簡便な発生装置が開発されて研究が進んでいる。物質を透過するため、X線に代わって封筒や荷物の中の物を特定する非破壊検査をはじめ、医療、宇宙観測などに利用される。波長0.1~1ミリメートルの領域はサブミリ波と呼ばれる。テラヘルツ光。テラ波。デシミリメートル波

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