デジタル人文学(読み)デジタルジンブンガク(その他表記)digital humanities

図書館情報学用語辞典 第5版 「デジタル人文学」の解説

デジタル人文学

人文学の領域において,研究活動にデジタル技術を導入したもの.20世紀後半のコンピュータ技術の発展とともに,人文学分野での応用は模索されていたが,デジタル人文学という呼称が広く用いられるようになるのは,インターネット技術が定着した21世紀に入ってからである.これまでの人文学の研究手法に,デジタル技術を加えることによって,研究対象の詳細な数値化や視覚化を行うことが可能となる.対象となるのは古文書などのテキストから,絵画のような美術作品,録音楽譜など多岐にわたる.また,蓄積されたデータのオープンデータ化や,対象物のデジタルアーカイブの作成など,研究成果の活用方法も模索されている.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

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