法則の辞典 「デバイ温度」の解説 デバイ温度【Debye temperature】 デバイの比熱式*の計算に用いられる Θc.k をボルツマン定数*,h をプランク定数*,ν をデバイ振動数としたとき kΘc=hν で定義される.「デバイの特性温度」ともいう.なお,デバイ‐ウォラー因子*の中に含まれる ΘD も同じくデバイ温度 Y と呼ばれるが,別の値である.デバイ関数*を参照. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内のデバイ温度の言及 【デバイの比熱式】より …このようにして求められた定積モル比熱は, Cv=3RfD(ΘD/T)と書かれる。Rは気体定数,Tは絶対温度,ΘDは上の打切りに対応するエネルギーでデバイ温度と呼ばれ,数百Kの程度である。また,fDはデバイ関数と呼ばれ,である。… ※「デバイ温度」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by