トゥルコアン(英語表記)Tourcoing

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「トゥルコアン」の意味・わかりやすい解説

トゥルコアン
Tourcoing

フランス北部,ノール県紡績工業都市。リール北東のベルギー国境近くにある。ガロ・ローマ時代以前からフランドル平原のこの部分ではヒツジが飼われていた。 15世紀には羊毛の紡績と取引が卓越し,現在では隣接ルーベーとともに羊毛と木綿紡績業の中心地となっている。初めフランドル伯領,のちスペイン領となり,1668年にフランス領となった。人口9万 4425 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android