との(読み)トノ

デジタル大辞泉 「との」の意味・読み・例文・類語

と‐の[連語]

[連語]《格助詞「と」+格助詞「の」》
…という。「明日来るとの電話があった」
…を相手とする。「家族との対話

との[接頭]

[接頭]接頭語「たな」の音変化》動詞に付いて、一面に、十分になどの意を添えるのに用いる。「とのぐもる」「とのびく」

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精選版 日本国語大辞典 「との」の意味・読み・例文・類語

との

  1. 〘 接頭語 〙 ( 接頭語「たな」の変化したもの ) 動詞の上に付いて、一面に、十分に、の意を表わす。「とのぐもる」「とのびく」など。

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世界大百科事典(旧版)内のとのの言及

【クランデロ】より

…ラテン・アメリカの土着の呪医。治療に当たる病いの原因は各種あり,アイレ(空気)のバランスのくずれ,スストやエスパント(驚き),ムイナ(極度の怒り),寒暖のバランスのくずれ,邪視,ナグアル(人にとりついている動物)やトノ(守護動物)と人との不調和,各種の霊の働き(メスティソ姿の害悪をもたらす霊など),魔術,妖術,聖人や神の怒りなどがあげられる。どの原因が強調されるかは地域差がある。…

※「との」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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