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トンレン(銅仁)地区 トンレンTongren

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

トンレン(銅仁)〔地区〕
トンレン
Tongren

中国西南地方,クイチョウ (貴州) 省北東部の地区。行政中心地のあるトンレン市ほか4県と4自治県から成る。中央部をウーリン (武陵) 山とフォーティン (仏頂) 山が占め,西麓をウー (烏) 江が北流する。盆地や緩傾斜地でイネ,トウモロコシコムギダイズ,ナンキンマメ,アブラナ,ワタ,茶が栽培される。山地は木材,竹材のほか桐油,漆,つばき油,蜂蜜,五倍子を産する。渓流にはサンショウウオが生息。地下資源としてはトンレン市,ソンタオ (松桃) ミヤオ (苗) 族自治県の水銀が知られ,トンレン市には水銀精錬工場がある。インチヤン (印江) ツー (土) 族ミヤオ (苗) 族自治県にはアンチモンが埋蔵される。特産物としては,インチヤン自治県の白皮紙と雨傘,スーナン (思南) 県のしゅろうちわと籐細工,ユイピン (玉屏) トン (侗) 族自治県の玉屏簫 (笛) などがある。南端をシヤンチエン (湘黔) 鉄道が通る。人口 322万 6961 (1990) 。

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