つばき油(読み)つばきあぶら

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「つばき油」の意味・わかりやすい解説

つばき油
つばきあぶら

乾燥させたツバキ種子から,圧搾法により採取した油。不乾性油で放置しておいてもほとんど蒸発することなく,比重は約 0.916。脂肪酸主成分オレイン酸で,約 90%を占めている。凝固点は最低-25℃と低く,黄色でさらっとしている。過去にはおもに髪油として用いられ,そのほか灯火用,時計用機械油として使われているが,さらにオリーブ油代用として医薬にも使われている。また,精製したものを料理用として使うこともあり,淡泊な味である。おもな産地として伊豆大島が有名。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 乾性油

[生]1936.2.20. 千葉,臼井プロ野球選手,監督。佐倉第一高等学校から立教大学を経て,1958年に東京読売巨人軍(読売ジャイアンツ)に入団。右投げ右打ちの強打の三塁手として,入団 1年目に本塁...

長嶋茂雄の用語解説を読む