旺文社世界史事典 三訂版 「ドーリア人」の解説
ドーリア人
ドーリアじん
Dorians
ペロポネソス半島に移動して定住し,クレタ島や小アジア海岸にも植民市を建てた。西方語群のドーリア方言を使用した。代表的ポリスはスパルタ。
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古代ギリシア人のドーリア方言を話す一派。前1200年頃ピンドス山から南下し,ペロポネソス半島の大部分を占領し,クレタ島,テラ島などをへてアナトリア南西海岸にまで広がった。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…古代ギリシア人の一分派で,ドリス方言を語るもの。ドーリア人ともいう。ドリス人は前1200‐前1100年ころペロポネソス半島に北方から侵入してきたと考えられてきたが,近年ミュケナイ文明を破壊したのは〈海の民〉であって,その後にドリス人が来たとの説が有力となった。…
※「ドーリア人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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