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ナンピン(南平)地区 ナンピンNanping

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ナンピン(南平)〔地区〕
ナンピン
Nanping

中国華東地方,フーチエン (福建) 省北部の地区。北西境にシャンリン (杉嶺) 山脈,南東境にチウフォンシャン (鷲峰山) 山脈が連なり,その間をミン (閩) 江の上流であるフートン (富屯) 渓とチエン (建) 渓の上流,支流が流れる。ナンピン市ほか2市7県から成り,行政中心地はチエンヤン (建陽) 県にある。平地は少く,農業は米,サツマイモ,ダイズを主とする。茶が広く栽培され,特にチェンホー (政和) 県のホン (紅) 茶,チエンオウ (建甌) 県のウーロン (烏竜) 茶などが知られている。ナシ,カキ,モモ,ビワ,ヤマモモなどの果樹作も盛ん。林産資源は非常に豊富で,スギ,マツなどの用材や竹材のほか,シイタケ,干したけのこ,漢方薬材などを産する。チエンヤン県ではハスの実を特産。地下資源はタングステン,金,石炭,水銀,石墨,石膏,銀があげられる。ナンピン市には近代的な大工場があり,各種軽工業も集中するが,他県にも製紙,合板などの工場がある。インシヤ (鷹厦) 鉄道が通り,ナンピン市のワイヤン (外洋) でナンフー (南福) 鉄道が分岐している。人口 292万 7960 (1990) 。

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