ニンリル(その他表記)Ninlil

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ニンリル」の意味・わかりやすい解説

ニンリル
Ninlil

バビロニアの創造神話の女神。風の神エンリルベルの名でニップールを支配していたときの妻。のちにニンリルはニンフルサグ (山の奥方) の名で尊敬されたが,これは彼女が夫とともに「東の山」に住んでいたからである。ベリト (奥方) とか「神々の母」などと呼ばれたが,バビロニアの神界では絶対権をもたなかった。彼女はヌンビルドゥー川で舟を漕いでいたときにエンリルに強奪されるが,そのために黄泉の国に追放されたエンリルについていく。彼らの間に生れた子ナンナは黄泉の国の月神となるが,エンリルは黄泉の国の3人の悪霊身代りにすることによってナンナを天にのぼらせることができたという。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む