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ノリ・メ・タンゲレ Noli me Tangere

翻訳|Noli me Tangere

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ノリ・メ・タンゲレ
Noli me Tangere

キリスト教美術の主題。ラテン語で「われに触れるな」の意。『ヨハネによる福音書』 20章 11~18によれば,マグダラマリアイエス・キリストの復活を知らずにその墓に詣で,屍がすでにないのを見て悲しんで泣いていた。そこに復活したイエスが現れ,喜びのあまり腕を伸べて抱擁しようとするマリアを押しとどめて言った言葉。この場面は画題として,中世に特に愛好され,ジョット作パドバのアレーナ (スクロベーニ) 礼拝堂壁画 (1305~10) のような傑作を生んでいる。

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世界大百科事典内のノリ・メ・タンゲレの言及

【復活】より

…番兵たちはその周囲で眠るか,意識を失ったように倒れている。また復活後,マグダラのマリアの前に現れるキリスト(〈ノリ・メ・タンゲレNoli me tangere(我に触るるな)〉)によっても〈復活〉が示唆されることがある。ビザンティン美術においては,〈キリストのリンボへの降下(アナスタシス)〉が〈復活〉に代わって用いられた。…

※「ノリ・メ・タンゲレ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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