ノルボッテン県(読み)ノルボッテン(その他表記)Norrbotten

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ノルボッテン県」の意味・わかりやすい解説

ノルボッテン〔県〕
ノルボッテン
Norrbotten

スウェーデン最北部の県。県都ルーレオーボスニア湾フィンランドノルウェーにそれぞれ接し,国内最大の県。サミ人 (いわゆるラップ) とフィン人が多く居住する。ノルウェーとの国境近くにスウェーデン最高峰のケブネカイセ山 (2111m) がある。キルナとイェリバーレ周辺では鉄鉱石が採掘され,鉄道によってルーレオーや冬季は不凍港ナルビク (ノルウェー) に運ばれ積出される。ルーレ川発電に利用され,主産業である鉱業開発の原動力となっている。面積9万 8906km2人口 26万 4834 (1992推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android