ハラフシグモ(その他表記)Mesothelae

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ハラフシグモ」の意味・わかりやすい解説

ハラフシグモ
Mesothelae

クモ綱クモ目ハラフシグモ亜目に属する種類の総称狭義にはハラフシグモ科 Liphistiidaeをさす。体長1~2.5cm。腹部にほかの現生のクモにはみられない背板による環節構造があり,糸いぼが肛丘から離れて腹部の中央にある。そのほか多くの原始的な特徴をもち,古生代石炭紀の化石クモと形態が似ていることから,俗に「生きている化石」の1つとされている。森林地中に管状住居をつくり入口に扉をつける。成長が遅く,成体になるまでに数年を要する。アジア東部のみに約 70種が知られ,日本にはキムラグモHeptathelaおよびオキナワキムラグモ属 Ryuthelaの2属 15種ほどが,九州中部以南および南西諸島に分布する。自然の保たれた環境に生息し,絶滅の危機に瀕している種が多い。 (→キムラグモ )

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む