デジタル大辞泉 「バクー油田」の意味・読み・例文・類語 バクー‐ゆでん【バクー油田】 アゼルバイジャン東部の油田群。バクー市付近およびカスピ海海底で採掘。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「バクー油田」の意味・わかりやすい解説 バクー油田ばくーゆでんБакинский нефтегазоносный район/Bakinskiy neftegazonosnïy rayon アゼルバイジャン共和国、カスピ海に面するバクー地方にある油田群。バクーの石油の歴史はペルシアの昔より始まる。近代的石油産業はノーベル賞創設者のA・ノーベルの兄たちにより整えられ、1900年代の初めには世界一の石油生産地となった。その後の革命や第二次世界大戦の間、油田は破壊と再建が繰り返され、石油生産の中心は第二バクーに移っていった。現在はカスピ海の油田開発が活発化し、開発された油田群は対岸まで延びている。[田中正三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例