バクー油田(読み)バクーユデン(その他表記)Бакинский нефтегазоносный район/Bakinskiy neftegazonosnïy rayon

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最新 地学事典 「バクー油田」の解説

バクーゆでん
バクー油田

Baku oil field

アゼルバイジャンに存在。第一バクー油田と称する。カフカズ地区油田の一部。カスピ海のアプシェロン半島南西のバクー市付近で9世紀ごろから石油の報告はあったが,1875年ごろから本格的に開発。1)バクー油田群としてサブンチ(Sabunchi),バラハニー(Balakhany),ロマニーRomany)の油田。2)南バクー油田群としてビビ(Bibi),エイバート(Eibat),ビナガディ(Binagadi)の油田。鉱床は背斜トラップで産出地域が狭く,埋蔵量が豊富で良好な油田。1940年の2,200万tをピークに生産量は漸減し,48年には旧ソ連邦生産量首位の座をボルガ-ウラル油田に譲る。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「バクー油田」の意味・わかりやすい解説

バクー油田
ばくーゆでん
Бакинский нефтегазоносный район/Bakinskiy neftegazonosnïy rayon

アゼルバイジャン共和国、カスピ海に面するバクー地方にある油田群。バクーの石油の歴史はペルシアの昔より始まる。近代的石油産業はノーベル賞創設者のA・ノーベルの兄たちにより整えられ、1900年代の初めには世界一の石油生産地となった。その後の革命や第二次世界大戦の間、油田は破壊と再建が繰り返され、石油生産の中心は第二バクーに移っていった。現在はカスピ海の油田開発が活発化し、開発された油田群は対岸まで延びている。

[田中正三]

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デジタル大辞泉プラス 「バクー油田」の解説

バクー油田

アゼルバイジャンにある油田。同国東部の首都バクー周辺、カスピ海沖合にある油田の総称

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