バラスト軌道(読み)バラストキドウ

デジタル大辞泉 「バラスト軌道」の意味・読み・例文・類語

バラスト‐きどう〔‐キダウ〕【バラスト軌道】

鉄道軌道構造一つ路盤の上に道床バラストと呼ばれる砕石を敷き、その上に枕木を並べ、レールを敷設したしたもの。→スラブ軌道

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のバラスト軌道の言及

【鉄道】より

…道床材料として砕石,砂利,鉱滓(こうさい)などがあるが,砕石が最も適しており,通常,安山岩,砂岩,花コウ岩などの硬くて弾性に富む岩石の砕石が使用されている。このような道床に砕石などの粒状体を用いた軌道はバラスト軌道と呼ばれ,最も一般的な軌道構造である。ただし列車の走行により軌道に狂いが生じたり,道床が固結して弾性が低下した場合には,つき固めなどにより適正な状態に復元させることが必要である。…

※「バラスト軌道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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