砕石(読み)さいせき(英語表記)macadam

翻訳|macadam

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「砕石」の解説

砕石
さいせき
macadam

岩石玉石,廃鉱石などの原石クラッシャー (破砕機) を使っていて小石状にしたもの。原石の相違によって,それぞれ岩砕,玉砕,鉱物砕と呼ばれる。砕石は砂利と合せて骨材と総称される。古くから道路用として広く用いられてきたが,第2次世界大戦後は鉄道の道床用にも使われるようになり,また砂利資源の不足に伴い,コンクリート用粗骨材や浄化槽のろ過層などにも使われるようになった。このうちコンクリート用砕石は日本工業規格 JISで品質が規定されているが,原石は玄武岩安山岩,硬質砂岩,硬質石灰岩などとなっており,砕くと扁平になるものや,軟らかい岩石は使用が禁じられている。川砂利に比べると形状が角張っており,コンクリートの施工性が劣るので,配合には注意が必要である。

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精選版 日本国語大辞典「砕石」の解説

さい‐せき【砕石】

〘名〙
① 人力、または、機械によって、適当な大きさに岩石をくだくこと。また、その石。くだけた岩石。〔工学字彙(1886)〕 〔拾遺記‐巻一〇〕
② 役に立たない物事のたとえ。→砕石朽木(さいせきくぼく)

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デジタル大辞泉「砕石」の解説

さい‐せき【砕石】

[名](スル)
岩石を砕くこと。また、砕かれた石。「機械で砕石する」
役に立たない物事のたとえ。「砕石朽木きゅうぼく
[類語](1石ころ石くれ小石れき石礫せきれき礫石れきせき石塊せっかい転石てんせき砂利じゃりごろた石つぶて玉石割り栗石さざれ石火打ち石

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世界大百科事典内の砕石の言及

【砂利】より

…ふつう粒の大きさが5~60mm程度のものをいうが,それ以上で約300mm以下の大型のものを玉石(たまいし)cobbleと呼び,これも砂利に含めることがある。これらに対して岩石を人工的に破砕・整粒した人工の砂利,すなわち砕石(さいせき)があるが,ふつう砂利といえば天然のもののみを指す。しかし分類上の明確を期するために天然産のものを天然砂利,砕石を人工砂利とする。…

※「砕石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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