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バルバスコ barbasco

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世界大百科事典 第2版の解説

バルバスコ【barbasco】

ペルーやボリビアなどのアマゾン川上流地域で,毒流し漁の材料となる植物の総称。毒流し漁そのものは,南アメリカの熱帯低地で広く行われ,その材料もさまざまである。バルバスコ呼ばれるものは主としてムクロジ科Seriania perulaceaとマメ科のTephrosia toxicariaである。これらの根をたたきつぶし,露出させた繊維を川の水の中で,よくもんで毒分を洗い流し,そのアルカロイド性の毒液で魚の行動を麻痺させて捕る漁法が〈バルバスコ漁〉である。

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世界大百科事典内のバルバスコの言及

【毒】より

…台湾の高砂族によって〈魚藤(ぎよとう)〉と呼ばれ,南西諸島よりフィリピン,インドネシア,マレー半島,ニューギニアに至るまでみられるデリス属の植物の根やつるはとくに有名であり,アフリカのマダガスカル島でもみられる。アフリカなどにみられるテフロシア属の植物,南米アマゾンのバルバスコと呼ばれる植物(ロンコカルプス属,テフロシア属)が知られている。これらの植物のつるや根は,石などでつぶして毒を抽出し,あらかじめせき止めた川や水たまりに入れられて使われる。…

※「バルバスコ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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