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バルベー・ドールビイ Jules Barbey d’Aurevilly

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世界大百科事典 第2版の解説

バルベー・ドールビイ【Jules Barbey d’Aurevilly】

1808‐89
フランスの小説家,批評家。貴族の血を引く君主制主義者。ブルジョア社会実証主義を軽蔑した挑発的なダンディ,戦闘的なカトリック教徒であり,遅れてやって来たロマン主義者といわれる。バイロン,ジョゼフ・ド・メーストルの影響を受け,罪深い恋,人間性の地獄,悪魔主義が支配する悲劇的でときに超自然的な世界を,小説《魅入られた女》(1854),《妻帯司祭》(1865),《悪魔のような女たち》(1874)などにおいて,独特な文体で描いた。

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世界大百科事典内のバルベー・ドールビイの言及

【ダンディズム】より

… ブランメルの掲げたダンディズムの理想は,(1)身につける衣服は目だつものであってはならぬ,(2)はでな色彩・模様は避けよ,(3)仕立てには一分のたるみもあってはならぬ,というものであった。すなわち,当時勃興しつつあった近代産業社会を支える〈貪欲〉〈発展〉〈労働〉の基本理念に対して,〈禁欲〉〈寡黙〉〈無為〉を対立させたものであり,このダンディズムの精神的側面は,その後2人の輝かしき理論家,ボードレール,バルベー・ドールビイのなかで,ロマン主義的反逆と結びつき,美的・倫理的範疇に属する一種の哲学のレベルにまで引き上げられる。彼らに従えば,ダンディズムとは,衣服,立居振舞など,個人の外観に異例の重要性を認めるものではあるが,一分の隙もない服装,端正な挙止は,〈意志を鍛え,魂を訓練する体操にほかならない〉(ボードレール)。…

※「バルベー・ドールビイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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