バンディング(読み)ばんでぃんぐ

デジタル大辞泉 「バンディング」の意味・読み・例文・類語

バンディング(banding)

鳥に通し番号付きの足環を付けること。個体識別することで、鳥の渡りや成長寿命に関する情報が得られる。リンギング。→鳥類標識調査
印刷物やテレビ画像などで、明暗色調が漸次移行する部分しま状の濃淡パターンが生じること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ASCII.jpデジタル用語辞典 「バンディング」の解説

バンディング

印刷処理において、1ページ分のページイメージをメモリー構成するのではなく、ページをいくつかの矩形領域に分割し、この領域単位にイメージの構成を行なう技術。この際の分割の単位をバンド(band)と呼ぶ。高レベルのページ制御機能を持たないプリンター(ドットマトリクスプリンターのようなラスタプリンター、一部のページプリンター)では、ページイメージ全体をメモリーに構成すると莫大なサイズになってしまう。このような場合には、バンディング技術を利用することにより、部分的なイメージの連続として印刷処理を行なうことで、システムに重大な負荷をかけないですむようになる。

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世界大百科事典(旧版)内のバンディングの言及

【個体識別法】より

…短期日の識別のためには,尾やわき腹の毛をそったり,染料を用いる場合もある。鳥類では,脚にカラーリングや金属リングをはめ(バンディングbanding),社会関係や渡り鳥の調査を行う。魚では,ひれにビニルを取り付けることがある。…

※「バンディング」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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