バーチカルファイル(読み)ばーちかるふぁいる(その他表記)vertical file

図書館情報学用語辞典 第5版 「バーチカルファイル」の解説

バーチカルファイル

ファイル資料フォルダー(紙を二つ折りにしたケース)に挟み,ファイリングキャビネット内の引出しに垂直(バーチカル)状にして保管する,ファイリングシステムの代表的な方式である.バーチカルファイルには,ファイリングキャビネットやフォルダー,ファイルを探しやすくするガイドなどが必要である.ファイリングキャビネットには2~4段の引出しがあるのが一般的であり,フォルダーのサイズはB4判A4判が主であるが,他のサイズもある.バーチカルファイルはファイル資料を整理保存するには優れているが,ファイリングキャビネットが必要なため,導入の際には,費用スペースなどを考慮する必要がある.

出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android