パーソナルファブリケーション(読み)ぱーそなるふぁぶりけーしょん(その他表記)personal fabrication

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

パーソナルファブリケーション
ぱーそなるふぁぶりけーしょん
personal fabrication

個人が自宅のガレージや机の上でものづくりを行うこと。デスクトップファブリケーションともいう。マサチューセッツ工科大学ビット・アンド・アトムズセンターMIT's Center for Bits and Atoms所長のガーシェンフェルドNeil Gershenfeldが1998年に提唱した。従来のような工場における大量生産に対するアンチテーゼであり、産業革命以前のように、生活に必要なものを各個人が自らの創意工夫により製作することを目ざす。3Dプリンター、3Dスキャナー、レーザーカッター、穴あけ機などの工作機械が安価になったこと、インターネットの普及により離れた場所であっても設計データのやり取りができるようになったことなどから、実現可能になった。具体的な実践としてガーシェンフェルド教授が中心となり、世界の主要都市に「FabLab(ファブラボ)」を設置する運動が広がっている。ファブラボでは各種工作機械の活用方法をマスターすると同時に、アイデアノウハウを独占せず、オープンに共有しあうことを学んでいく。なお個人が衣類家具を自作することも、電気自動車ロケットなど本格的な工業製品を製作することも、パーソナルファブリケーションとよぶため、非常に幅広い概念である。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む