アンチテーゼ(読み)あんちてーぜ

デジタル大辞泉 「アンチテーゼ」の意味・読み・例文・類語

アンチテーゼ(〈ドイツ〉Antithese)

哲学で、反定立はんていりつ
[類語]命題テーゼ

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精選版 日本国語大辞典 「アンチテーゼ」の意味・読み・例文・類語

アンチ‐テーゼ

  1. 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Antithese )[ 異表記 ] アンティテーゼ
  2. 反対の意見、対立する理論
    1. [初出の実例]「ロマン的な自然解釈にたいするアンチテエゼである」(出典:前期自然主義文学(1949)〈瀬沼茂樹〉三)
  3. テーゼ(定立)に対する語。特定の肯定的主張に対する特定の否定的主張で、弁証法においてヘーゲルが説いたテーゼ、ジンテーゼ(総合)とともに三契機の一つ。反立。反定立。反対命題。対立物。
    1. [初出の実例]「テーゼ、アンチテーゼ、定立、反定立、というものを綜合統一して」(出典:弁証法の意味(1933頃)〈田辺元〉四)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アンチテーゼ」の意味・わかりやすい解説

アンチテーゼ
あんちてーぜ

弁証法

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