ヒオス(英語表記)Khíos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒオス」の意味・わかりやすい解説

ヒオス
Khíos

古代ギリシア語読みではキオス Chios。ギリシア,エーゲ海東部,ヒオス島東岸の都市。古代イオニア 12都市の一つ。同島の中心都市で,ワイン醸造,果実缶詰製造などの工業があり,港からは同島の古くからの特産物であるマスティック樹脂をはじめ,ワイン,皮革,果実などを積出す。中世にジェノバ人が建設した要塞が保存されている。人口2万 4070 (1981) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android