ヒカヤット・ハントア(その他表記)Hikayat Hang Tuah

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒカヤット・ハントア」の意味・わかりやすい解説

ヒカヤット・ハントア
Hikayat Hang Tuah

マレー歴史物語。マレー古典文学で,歴史書スジャラ・ムラユ』と並んで有名。マラッカの王に仕える不死身の英雄ハントアの伝説的物語。作者未詳。成立年代は,作中オランダのマラッカ占領 (1641) のことが出ているので,17世紀末に完成したものと推測される。比類なき武勇と忠誠の士ハントア提督はマレーの民族的英雄として今日も愛されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む