ヒトリガカゲロウ(読み)ひとりがかげろう

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ヒトリガカゲロウ」の意味・わかりやすい解説

ヒトリガカゲロウ
ひとりがかげろう / 灯取蛾蜉蝣
[学] Oligoneuriella rhenana

昆虫綱カゲロウ目ヒトリガカゲロウ科に属する昆虫。乳白色に曇ったはねをもつ特異なカゲロウで、鱗翅(りんし)類のヒトリガに似ているのでこの名がある。体長は11ミリ内外、雌はやや大きく、また太め。前翅の翅脈は径脈、径分脈、中脈、肘脈(ちゅうみゃく)、臀脈(でんみゃく)が縦走し、横分脈がきわめて少ない。幼虫は扁平(へんぺい)で、頭部は丸く、複眼は背面につき、腹部は幅広く、七対のえらをもち、前肢の内縁に長剛毛列があり、尾は3本。本州の日本海沿岸地方の河川の渓流から知られ、夏に羽化し、灯火に飛集する。旧北区に広く分布している。

[山崎柄根]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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