ヒノキシダ(読み)ヒノキシダ(その他表記)Asplenium prolongatum

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヒノキシダ」の意味・わかりやすい解説

ヒノキシダ(檜羊歯)
ヒノキシダ
Asplenium prolongatum

チャセンシダ科の常緑性シダ植物。山地林下の湿った岩上に着生し,日本の中部地方から九州および中国大陸からインドにかけて分布する。根茎は斜上し,葉柄基部とともに披針形褐色鱗片をもつ。葉は長さ 30cm前後で,葉身は2回羽状,葉軸は長く伸びて,先端無性芽をつける。胞子嚢群小羽片内側の縁寄りにつき,包膜でおおわれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む