ピンからキリまで

精選版 日本国語大辞典 「ピンからキリまで」の意味・読み・例文・類語

ピン から キリまで

(キリはcruz からか) 始めから終わりまで。最上のものから最低のものまで。上等なものから下等なものまで。
※歌舞伎・船打込橋間白浪(鋳掛松)(1866)二幕「ぴんからきりまで高下があるのよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「ピンからキリまで」の意味・読み・例文・類語

ピンからキリまで

始めから終わりまで。また、最上から最低まで。ピンキリ。「ピンからキリまでさまざまの種類がある」→ピン2キリ2

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のピンからキリまでの言及

【骨牌】より

…この外来のカルタを模して国産かるたが作られるようになり,これは後に〈天正かるた〉と呼ばれた。1の札はピン,12の札はキリと呼ばれ,〈ピンからキリまで〉の言葉は,ここから出たといわれる。初めは上流階級の間で遊ばれたが,17世紀前半以降は一般庶民にまで流行し,おもに賭博に用いられた。…

※「ピンからキリまで」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android