フェーカン(その他表記)Fécamp

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェーカン」の意味・わかりやすい解説

フェーカン
Fécamp

フランス北西部,セーヌマリティム県港町ルアーブルの北西約 40km,イギリス海峡にのぞむ。7世紀女子修道院が建設され,巡礼地となる。北欧民族の侵入により破壊されたが 10世紀末に再建,ベネディクト会のトリニテ修道院がおかれた。 12世紀以降地方商港として発展。現在はニシン・タラ漁の根拠地。魚の缶詰,タラ乾燥,ベネディクティン・リキュールなどの工場がある。トリニテ聖堂 (12世紀) ,ノルマンディー公の城址などがある。 1920年以後は海浜保養地として発展。人口2万 1143 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む