フォントブローラベイ(英語表記)Fontevrault-l'Abbaye

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フォントブローラベイ」の意味・わかりやすい解説

フォントブローラベイ
Fontevrault-l'Abbaye

フランス西部,メーヌエロアール県の村。ソミュール南東約 15km,ビエンヌ川とロアール川の合流点近くに位置する。森と農地に囲まれた寒村であるが,11世紀末に創設された大修道院によって有名になった。イングランド王ヘンリー2世とその息子リチャード1世 (獅子心王) などの埋葬されている大修道院で,名家出身の修道女が多かったが,1792年に閉鎖され,その後は 1963年まで刑務所として使用されていた。現在は聖堂その他の建築物が一般に公開されている。人口 1818 (1990) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android