フトオアゲハ(読み)ふとおあげは

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

フトオアゲハ
ふとおあげは / 太尾揚羽
[学]Agehana maraho

昆虫綱鱗翅(りんし)目アゲハチョウ科に属するチョウ。台湾に産する珍チョウとして著名なもので、近縁種は中国に分布し、シナフトオアゲハの名で知られている。はねの開張105ミリ内外。後ろばねの尾状突起は2本の翅脈を含んできわめて幅広く(普通のアゲハチョウ類では尾状突起に含まれる翅脈は1本)、和名はこの特徴からきている。5~8月にかけて成虫の出現が知られているが、発生回数など生態の詳細は不明。幼虫の食草はタイワンサッサフラス(クスノキ科)である。[白水 隆]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

リベルランド自由共和国

ヨーロッパ南東部のセルビアとクロアチアの国境に位置する、国土7平方キロメートルのミクロ国家。個人と経済の自由を信条として、チェコの経済学者ビト・イェドリチカを中心に2015年より建国が進められてきた。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android