フトオアゲハ(読み)ふとおあげは

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フトオアゲハ」の意味・わかりやすい解説

フトオアゲハ
ふとおあげは / 太尾揚羽
[学] Agehana maraho

昆虫綱鱗翅(りんし)目アゲハチョウ科に属するチョウ。台湾に産する珍チョウとして著名なもので、近縁種は中国に分布し、シナフトオアゲハの名で知られている。はねの開張105ミリ内外。後ろばねの尾状突起は2本の翅脈を含んできわめて幅広く(普通のアゲハチョウ類では尾状突起に含まれる翅脈は1本)、和名はこの特徴からきている。5~8月にかけて成虫出現が知られているが、発生回数など生態の詳細は不明。幼虫食草はタイワンサッサフラス(クスノキ科)である。

白水 隆]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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