食草(読み)ショクソウ

世界大百科事典 第2版の解説

しょくそう【食草】

ある昆虫が食物としている植物を食草という。たとえば,モンシロチョウの幼虫の食草はキャベツその他のアブラナ科植物,ナミアゲハの幼虫の食草はカラタチ,ミカンなどである。後者のように食草が木本植物であるときは,食樹ということもある。また,その昆虫がその食草に寄生しているという見方をして寄主ということもある。害虫についてはこのいい方がよく用いられる。昆虫はその食草と進化的に密接にむすびついており,食草のもつ化学的成分にひかれてそれを発見し,摂食する。

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大辞林 第三版の解説

しょくそう【食草】

特定の昆虫が好んで食物とする植物。モンシロチョウにとってのアブラナ科植物(とくにキャベツ)など。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しょく‐そう ‥サウ【食草】

〘名〙
① 植物を食べること。
② 草食動物が摂取する植物性の食物。特に、昆虫類が幼虫期に食べる草。
※谿間にて(1959)〈北杜夫〉一「四齢になると食草から離れ」

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