フラウエン大聖堂(読み)ふらうえんだいせいどう(その他表記)Frauenkirche ドイツ語

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フラウエン大聖堂」の意味・わかりやすい解説

フラウエン大聖堂
ふらうえんだいせいどう
Frauenkirche ドイツ語

ドイツミュンヘンにある大聖堂。正式には聖母大聖堂Dom Unserer Lieben Frauという。後期ロマネスク式で1271年にできたが、1466年に全面的に改築され、ドイツ後期ゴシック独特のハレンキルヘ様式になり、側廊身廊と同じように高く、窓が大きいところにその特徴がよく表れている。ステンドグラスはゴシック時代の貴重なもの。バイエルン選帝侯(1806年以降は王)歴代の墓がある。

[紅山雪夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android