コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

フルハイビジョン ふるはいびじょん full high vision

3件 の用語解説(フルハイビジョンの意味・用語解説を検索)

知恵蔵2015の解説

フルハイビジョン

現在のハイビジョン放送/Blu-ray Discでの映像の最大サイズである、「1920×1080ドット」のこと。主にAV機器プロモーションで使われており、「1920×1080ドットを、欠けることなく表示可能・記録可能な機器」を示す用語として使われている。
 日本の家電業界では、JEITA(社団法人電子情報技術産業協会)の定義により、ハイビジョンとは「垂直画素数が650以上の機器」と定められているのみで、フルハイビジョン/フルHDを定義する言葉はない。事実、37型以下の比較的小型のテレビや、プラズマテレビの場合には、1920×1080ドットよりも小さな、1366×768程度の表示しか行えない製品も多い。
 そのため、特に2006年以降、1920×1080ドット表示が可能な、ハイエンド液晶テレビをプロモーションする目的から、「ハイビジョンのすべてを表示可能な機器」という意味で利用されはじめた。細密な表現が得意な液晶テレビの特徴を表すものだが、多分に、当時は高解像度化が難しかったプラズマテレビとの差別化を意識したフレーズである。実際には、画質は表示解像度だけで決まるものではなく、「フルハイビジョンでなければ美しくない、映像のすべてを表現できない」というわけではない。
 だが、画質を数字の大きさで示す、というわかりやすさから急速に定着、現在はプラズマテレビも含め、ほとんどのハイエンド・ハイビジョンテレビがフルハイビジョン対応となっている。
 なお、フルHDでないテレビが、フルHDのそれとほぼ半分の画素数であることから、それらの製品を「ハーフHD」と称する場合もあるが、これは誤用。すでに述べたように、垂直解像度が650ドット以上あれば「ハイビジョンテレビ(HDTV)」であり、「ハーフ」ではないからだ。

(西田宗千佳 フリージャーナリスト / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

フル‐ハイビジョン(full hi-vision)

HDTVのテレビや映像機器のうち、一般的には走査線が1080本以上、インターレース方式の映像を、画質を落とさず扱えるものを指す。フルHD。フルスペックハイビジョン。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

IT用語がわかる辞典の解説

フルハイビジョン

フルHD。⇒フルHDハイビジョン

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

フルハイビジョンの関連キーワードデジタル・ハイビジョン・テレビ地上デジタルテレビジョン放送地上波デジタルテレビジョン放送デジタルハイビジョン有線テレビジョン放送法アクオスハイビジョンレコーダー月刊ザハイビジョンレグザハイビジョンレコーダー日本海テレビジョン放送福井テレビジョン放送

今日のキーワード

カルテット

四重唱および四重奏。重唱,重奏の形態のなかで最も基本的なもので,声楽ではルネサンスの多声歌曲の形式であるシャンソンやフロットラから始り長い歴史をもつ。器楽も同様で,特に弦楽四重奏は室内楽の全レパートリ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

フルハイビジョンの関連情報