精選版 日本国語大辞典 「高品位テレビジョン」の意味・読み・例文・類語 こうひんい‐テレビジョンカウヒンヰ‥【高品位テレビジョン】 〘 名詞 〙 ( テレビジョンは[英語] television ) 走査線数が一〇〇〇本以上、画面の縦横比が三対五のテレビジョンで、従来のものより精細な画像が得られる。高精細度テレビジョン。→ハイビジョン 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「高品位テレビジョン」の意味・わかりやすい解説 高品位テレビジョン【こうひんいテレビジョン】 高品位テレビジョンは,HDTVや高精細テレビジョンともいわれ,画面上下方向の解像度を決めている走査線数が1125本で現行テレビジョン放送(525本)の約2倍であり,画面のアスペクト比(横縦比)も16対9と現行テレビジョン放送(4対3)より横長である。この高品質の信号は情報量が多いので,伝送するには,何らかの画像圧縮技術を必要とする。日本では,ハイビジョン放送と呼ばれるMUSE(multiple sub-nyquist sampling encordingの略)方式のアナログ画像圧縮技術を用いて実現し,放送衛星を使って実験放送後,1997年からは1日17時間の放送が開始された。その後2000年12月からはBSデジタル放送,2003年12月からは地上デジタル放送が開始された。MUSEによる方式は2007年9月末に終了した。→関連項目HDTV|MPEG|カラーテレビジョン|テレビジョン|ニュー・メディア 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報