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フロー・アプローチ フロー・アプローチflow approach

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

フロー・アプローチ
flow approach

短期的な為替レートの決定理論の一つ。輸出入などで決まる経常取引と,金利差で決まる資本取引によって生じる外国為替のフローの需給均衡で短期的な為替レートが決まるとする理論。資本取引が規制されるなど為替管理がきびしかった固定相場制度の時代は,為替取引のほとんどが経常取引であったのでこの考え方が有効であった。しかし現在では,金融の国際化・自由化が進み,内外金利差や為替レートの予想で資本移動がきわめて活発化し,経常取引と比べても多くなっているので,資産ストックの需給を重視するアセット・アプローチが有力となっている。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

世界大百科事典内のフロー・アプローチの言及

【為替理論】より

…外国為替(たとえばドル)に対する需要・供給について考えるとき,それらを一定期間あたりのフロー量として考えるか,一時点のストック量として考えるかを区別することが重要である。前者はフロー・アプローチと呼ばれ,とくに国際収支というフロー変数を問題にするため国際収支説とも呼ばれる。また,後者のストック・アプローチは,外国通貨建ておよび自国通貨建ての金融資産の取引に注目するため資産市場アプローチと呼ばれる。…

※「フロー・アプローチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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