フンスディーカー反応(読み)フンスディーカーハンノウ

化学辞典 第2版 「フンスディーカー反応」の解説

フンスディーカー反応
フンスディーカーハンノウ
Hunsdiecker reaction

カルボン酸銀塩に,CCl4中で I2 または Br2 を作用させると,脱炭酸されてハロゲン化アルキルを生じる反応.

R-COOAg + Br2 → R-Br + CO2 + AgBr

反応にはラジカル機構が考えられている.鎖式または脂環式のハロゲン化物合成に利用される.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android