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フープランド houppelande

世界大百科事典 第2版の解説

フープランド【houppelande】

14世紀末から15世紀初めにかけて,西欧の男女によって着用されたガウン状外衣。袖口の広がった大きな袖と漏斗形の立衿がつく。一般に錦,ビロードなどぜいたくな布地でつくられ,毛皮や刺繡(ししゆう)などで装飾された。袖には鋸歯状,花弁状の縁飾りがほどこされた。身分の高い女性のものは裾を長く引き,のちにはハイウエストのローブとなり,それに幅広のベルトを締めることも多かった。【井上 泰男】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内のフープランドの言及

【襟∥衿】より

…13世紀にはじめてチュニックの首回りに細い帯状のものがついた。14世紀から15世紀にかけて現れた男子の胴衣プールポアンや,外衣のフープランドに身ごろと共布の立襟がついた。17世紀に,身ごろから分離した襟としてラフ(襞襟)が現れ,上質の麻,綿で作られた最初の襟となる。…

※「フープランド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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